kimiiroの使命、それは真面目で生きづらい人のキャリアに寄り添いとげること

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。kimiiro矢守です。

 今日は、僕がいつもクライアントさんと向き合う上で、大切にしていることをお話ししてみようと思います。少しばかり熱くなってしまうかもしれませんが、どうぞお付き合いいただけると幸いです。

真面目で思い悩んでいる人へのリスペクト

 僕のところにご相談に来られる方は、真面目で思い悩んでいる、もっというと思い詰めている方が多いです。そして、そんな方たちに自然と沸き起こってくる感情があります。それは、一言でいうとリスペクトする気持ちです。悩みの内容以前に、それだけ真剣に物事に向き合われているということが、とても尊く、決して誰にでもできることではないですよ、という気持ちです。

 僕が考えるに、それだけ仕事やキャリアに対して真面目に思い悩むというのは、会社や上司、同僚、場合によっては家族など、自分だけではない他者に対する慮る気持ちがあるからこそ、なんだと思うのです。自分中心に考える人や、物事に対してあまり重く受け止めることがないような人でなければ、そこまで思い悩むということはあり得ないと思うのです。そして、それは自分でも抱えきれないような責任感のようなものからきていると思うのです。

「人に迷惑をかけてはいけない」

「社会人としてこうでなければならない」

「上司の期待に応えなければならない」

こんな風に思うのは真面目さゆえの責任感からきているのでしょう。

 僕は純粋にそういった責任感をお持ちの方が大好きで、なぜなら、それだけ他者に向き合える力をお持ちだということに、尊さを感じるからです。そして、本来はそういった方々にこそ、この社会で活躍して頂くことが大切だと思っているのです。

真面目で思いつめている人を扱えない社会

 先のように思い悩んでいる人に対して、おそらく今の日本社会の大半の人たちからは、「いやいやウダウダいってないで自分のことは自分で何とかしなさい」「社会人として結果を出しなさい」というような目線で見られることでしょう。真面目で責任感があって、人に優しいがゆえに思い詰めているという人に、そのような言葉や態度で接していくその先に、果たして何が生まれるといのでしょうか?その先には、働きがいの喪失、孤独感、そこから精神病へと悪化していくというネガティブな結果しか見えません。

 そして、残念ながら今の会社組織の体制的では、うつ病などの精神病として表面化されて初めて産業カウンセラーが対応していくことになります。それも大手や大きな組織だけです。そしてこれまた残念ながら産業カウンセラーはあくまでも企業に雇われている人なので、基本的には企業側の立場に立って考えていきますので、できるだけ波風立てずに今の職場にどう復帰させるかが焦点になってしまいます。中小企業だとそのような体制すら整っていないのが現状です。

 しかし、病気になってしまって重症化してしまってからでは遅いのです。一度、病気が重くってしまえば、復帰するのにとても時間がかかってしまいますし、再発もしやすくなってしまうものです。そうなる前に、なんとか良い方向へと転換していく必要がある、だからこそkimiiroの存在がある。そう僕は心に決めてクライアントさんと向き合っています。

真面目で生きづらい人の潜在能力

 さて、少しばかり社会に対する鬱憤のようなものをさらけ出してしまいました。ここからは良いお話です。先ほど、本来は真面目で生きづらい人にこそ、この社会で活躍して頂くことが大切だと言いました。それは、なぜか。一言でいうと真面目で生きづらい人に秘めている力は計り知れないということです。それはこれまでのクライアントさんが証明してくれていると思っています。

 真面目で思いつめているということは、それだけ他者に対する気持ちが強いからだと説明しました。生きづらいという状態は、その気質がネガティブに作用しているからです。では逆にポジティブに作用されるとどうなるでしょうか?そうです、ご想像の通り、とてつもなく力を発揮するのです。もともと誰かのために役に立ちたいという想いはお持ちですから、仕事に意味を見出し、自分が役に立てているという実感さえもてれば、自然とエネルギーが湧いてくるのです。そして真面目な人は、実直に丁寧に仕事に取り組むことができます。

 人材不足と言われている今の日本の社会の中で、そういった人がどれだけ大事か、ということです。この混沌とした社会の中で、ものすごく大事な存在なのです。

真面目で生きづらい人のキャリアに寄り添いとげる

 では、そのような真面目で生きづらい人が、この社会の中で活躍できるようになるためには何が必要なのか。生きづらい状態になっている理由は、その気質がネガティブに作用しているからです。その人の「何か」が掛け違っているからです。その何かは、人によって異なります。その人の内面的なものかもしれませんし、職場という環境面なのかもしれませんし、両方というケースもあります。その「何か」を一緒に考えていく、そしてその何かを特定することよりも、これからの未来をどんな風に生きていきたいかというところに焦点をあてて一緒に考えていきます。クライアントさんは生きづらい原因を知りたいのもあるかもしれませんが、一番は自分らしく生きやすくなりたいと願っているはずです。自分なりの生きごこちを、この社会の中で確かな存在感を感じながら生きていきたいと、心の奥底ではそう願っているはずです。

 生き方には100人いれば100人の生き方があります。誰からに与えられたものではなく、自分の想いで、自分の力で選んで前に進んでいる感覚があれば、自分らしい生き方だと感じることができるはずです。しかし、その感覚までに行きつくには、決して簡単な道のりではないことでしょう。なぜかというと明確な答えがないからです。不明確な中で道を進めるというのは、当然ながら不安や恐怖が伴うものです。だからこそ、「真面目で生きづらい人のキャリアに寄り添いとげる」ことが僕の使命だと感じています。一人きりでは乗り越えられないことも、一緒に進んでいくことで見えてくる未来があります。

 もちろん、どこかのタイミングでお別れがくるのですが、それは悲しいものではなく、その方にとっての新たな門出です。そしてそんな日が一日でも早く来るように、あの時あれだけ悩んどいて良かったなと思ってもらえる日が来るように、一歩一歩、一緒に歩んでいけたらなと日々思っています。

 今日は、つらつらと僕のクライアントさんへの想いをお話しさせて頂きました。あまり暑苦しくなりすぎないようにこの辺で失礼します。最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

kimiiro 矢守裕貴

公式LINEへ

公式LINEからご連絡頂いた内容は、他の登録者様には閲覧できないようになっているためご安心くださいませ。 公式LINEへのご登録の目的は相談予約をするためのもので、kimiiroから他の商材を告知・営業するためのものではございません。 公式LINEへご登録頂いた方には、ブログの更新や動画プレゼントなどのお知らせはさせて頂きますが、必要なければ自由にブロックできますのでご安心ください。